キンツマ夫ブログ

キンツマの夫こと第1アーチストです。中国雑技団の技がもはや雑ではないように、我がコンサートヒマジンももはやヒマではなくなったのか?…と思われた5月末までのコンサートラッシュでしたが、6月は一転、演奏の予定は一本もなし、もとの引きこもりミュージシャンに戻りつつある第1アーチスト、キム・ヨンテです。(゚д゚)ヒマジン!!

これからしばらくは充電っすよ、充電。あはははは…。

っというわけでコンサートにたくさん行ってまいりましたよ!まずは6月22日に行われた巨匠、E・フェルナンデスさんの豊洲シビックホールでのコンサート。今まで何度も演奏会を聴かせていただいておりますが、今回は改めて深く感動しました。音楽も技術もやはりすごい!もしかしたらフェルナンデスさんがクラシックギター界最強かも・・・と思ってしまう素晴らしいコンサートでした。今回の来日公演では巨匠の音楽との共感を声にするお客さんが多かったのですが、これは主催の樋浦さんご夫妻の志と人柄によるところも多いような気がします。イーストエンド国際ギターフェスティバルは、聴衆も参加型のコンサートシリーズになりつつありますね。巨匠の音楽はもちろん、そういう意味でもいろいろと勉強になりました。

 

 

翌日はこちらに伺いました。オフィスAGKという謎の団体主催のコンサート。「アルアイレ・ギター・研究会」の略と思われます。秘密結社?場所は合羽橋の端っこあたりの台東ミレニアムホール。

こちらがオフィスAGK議長のミスターアライという人らしいです。ギター界の平和のためにもとりあえず今日の集会で議長の解任を要求しなければ・・・。

解任要求の理由はインターネット上に流出したこの写真。秘密結社とはいえ、ギター関連団体の議長にふさわしくないのは一目瞭然です。

解任要求に集まった人達が長蛇の列を作りました。言い訳に終始するアライ議長。

 

同時に行われたコンサートは大変素晴らしかったです。前日のマエストロのコンサートの感動の余韻がまだ残っていたにもかかわらず、もう本当に楽しいコンサートでした。クラシックギターっていろんな魅力がありますね~。二日連続のコンサートでまるでギターフェスティバルに参加している気分でした。コンサートでは、すでに長年コンビを組み、最近CDも一緒に作ったフルートの上野さんが、議長のしどろもどろのトークをしっかりフォロー、もはや通訳に近いグッジョブでした。アライ議長のギターはトークとは異なり非常に安定し、雄弁かつ緻密、上野さんの情熱的なフルートと絶妙なアンサンブルを作り出しておりました。アライ議長の編曲も素晴らしく、ホールの響きも素晴らしく大満足の演奏会。もっとたくさんの人に解任要求に来て欲しかったです。機会があればこのデュオは是非皆さん聴いてください。オススメいたします。

 

29日の水曜日には東京音楽大学のスタジオで、東京音大ギター科の学生さんと、わたくしも講師を務める村治早期才能ギター教室の生徒さんとの合同演奏会に出かけました。ぼくの担当している中高生から4名が出演しましたが会場の響きもよく、皆さん楽しそうに良い演奏をしてくれました!東京音大からはコンクールなどで大活躍の山田唯雄くん含め在学生3名が演奏。学生さんたちの演奏の後には東京音大講師陣の演奏もあり、ゲストのダニエル・クインさん、江間常夫先生、荘村清志先生の演奏も久しぶりに聴けて感激でした。終わったあとの懇親会にも参加、初めて飲むオランジーナとやらで乾杯。いわゆる「清涼飲料水」の類を飲んだのは何年ぶりだろう…。

翌日は、我らがアルアイレンジャー隊長、大坪純平こと「おしゃべりインドまつ毛」さんのソロコンサートへ。同時代を生きるひとりの作曲家に焦点をあてたコンサート、もしかしたら非常に重いものになるかと予想してましたが、作曲家の田中聰さんの作風は暖かくとても共感の持てるもので、意外とアットホームなコンサートになりました。おしゃべりインドまつ毛さんの演奏は隅々まで気持ちがこもっていて、でも決して押し付けがましくなく、作品と聴衆に自然に寄り添っていたと思います。共演者さんたちも皆さん素晴らしかったです。特にデュオで2曲参加したアルアイレンジャー隊員の土橋某こと珍・遊記さんとの緻密なアンサンブルは聴き応え十分でした。「長いコンサート」とおしゃべりインドさんは言っておりましたが、こちらは美しい音楽に浸って時間の感覚がなくなり、あっという間に終演でした。こちらも素晴らしいコンサートでした!

さてさて、そんな我々アルアイレンジャーたちの出演する第1回アポヤン道ギターフェスティバルがあと一ヶ月強で開催されます。続々と予約をいただき残席がわずか90数席!!…ってほとんど売れていないじゃないかーっ!!
日本ギター史に残る黒歴史、否、日本ギター史から抹殺されるであろうこの6時間半に及ぶフェスティバル、あなたには耐えらるか?!是非チャレンジして歴史の生き証人になってください!アルアイ礼っ!!